7年前に両足を人工股関節にしてから、発表会は出ましたが、好きなバリエーションをそれぞれ踊る勉強会は参加していなかったこと、コロナもあり前の発表会から2年以上トウシューズを履いていなかったことなど、練習始まる頃は、いや、大丈夫なの私?これシューズで踊る?ぐらいの気持ちでした。
それでも幸い、週に3回(最近は5回!)レッスンに出ていたこともあり、すぐにトウシューズで踊れるようになりました!
いつも、自分が好きな曲を、先生が大勢に振り付けした作品を自分なりにアレンジするのですが、今回の「ファウスト」の「トロイの娘たち」は、どうしても一人ではなく、二人で踊りたくて、それも、以前、一緒に踊ったずんこちゃんと踊りたくて、遠くに引っ越してしまい、3年近く踊っていない彼女にお願いしたら、一緒に踊ってくれることになり、二人での作品が実現しました!
当日は、全く痛みもなく踊れている今の自分のこと、そして、勉強会の舞台に、それもずんこちゃんと一緒に踊れていることがうれしすぎて、ゲネからにっこにこで、先生から、「笑いすぎ!」と言われるほど。本番も、うれしくてうれしくて。見るとずんこちゃんもにっこにこで、またうれしくて。
終わってから、いろんな人に、「にっこにこだったね」「福を分けてもらった」なーんって言われてとてもうれしかったです。
毎回、これが最後かも!と思いながら舞台に立っています。でも、まだいけそーな気がするー!
いつも、木の床で踊ることが多いのですが、本番リノでやはり踊りやすく、特に、ピケターンはつま先が滑らず、今までで一番上手にまわれた気がします。
アチチュードは衣裳にも助けられて、後ろ足がちゃんとあがって見える!
手術前にいったいどのくら足があがったかはさだかではないけどこのくらいあがりましたよ!膝曲がっていてもばれない衣裳!
当日お手伝いに入った娘には、(ゲネの頭で間違えたことないところを振りを間違えて、間違えた!と大きな声を出してしまい、どうやらその時にあせったらしく)「笑顔なのに眉間にしわよっていて怖かった」とダメ出しされましたが。本番は笑顔だったようです。
両足人工股関節のおばちゃん、まだまだがんばりまっせ~!
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