何をしてもいいというわけではありません。
私はもう手術から10年以上も経ちますが、今でもとても慎重に動いています。特に最初の1年は探り探りでした。
1番怖かったのは自転車。普通に乗っている時はいいけど止まるときとか曲がる時とか人がいて急な動きする時とか転びそうになっても足でふんばらないで自転車を倒してとにかく股関節でふんばらないとかやっていたな。
グランプリエやバーに足を乗せてストレッチするのも、1年はできるできないは別にしても、やらないようにしていた。あげる方の足ではなく立つ方の足を考えて。
特にこれでバランス崩したらどうなっちゃう???
みたいな。
ピルエットも、周りの筋肉が人工股関節の骨格に筋肉が慣れるまで、ほぼやらないでパッセで立つ、にして様子をみながらこのくらいは大丈夫?と確認していました。
特に、足が上がる角度が基本的に変わったので、パッセでの重心が大きく変わったので、それに身体を合わせに行くのに数年かかりました。
アレグロに至っては、ようやくこの4,5年で恐怖が抜けました。
日常生活でも、とにかく床に座るとか、車の座席に乗るとか、最新の注意を払いました。
床に座るときは体育座りか正座、それか座布団3枚重ねてイスみたいにする。(だからあまりスカートははかなくなりました)
足の爪を切るときは今も、クッションやら何やらを使いながら前後の柔軟性をフル稼働して切っています。
こうした動きはもちろん脱臼の危険があるし、変な姿勢になってしまうと脱臼しないまでも、筋肉を傷めるから。
仕事でハイエースを運転する事をやめたのも、ハイエースの運転席がものすごく高い位置にあって、そこの乗り降り、乗るときの横滑りと、降りるときの着地の振動が、明らかに股関節に悪いと思ったから。
誤解されている方がいたらと思い改めて書きますが、人工股関節にしたから、何でもしていいわけではありません。
「よっぽどのことがない限り脱臼はしません」
でも、慎重にしないと、このよっぽどでない動きをしてしまわないとも限らないということです。

少なくとも、1年か2年は、レッスン時はピルエットはグランジャンプなどの転倒の危険があるものは、控えた方がいいと思います。
トウシューズもバーレッスンはいいけどセンターでのトウシューズはしばらくはしない方がいいと思います。
長く付き合っていく足ですから。
そして、
レッスン中に脱臼したら
先生や周りの人、スタジオに多大な迷惑をかけるから。
本当に大事にしてください。
















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