介護福祉士資格ゲットのためのおススメの勉強法!

介護福祉士の国家試験

介護福祉士の国家試験は、年に1度、毎年1月末に試験が行われて、3月下旬に合格発表があります。(*受験資格などはまた別の機会にまとめますね!

私が受けた令和3年度(令和4年に実施)の「第34回介護福祉士国家試験」の合格率は、72.3%(受験者数83,082人、合格者数60,099人)だったとのことです。ここ数年を見てみると大体70%前後ですね。

7割の人が受かるということは、チョー難関という資格ではないと数字が言っていますね。

125点満点で合格基準はおおむね60%、つまり、75点/125点くらいとです。

難易度でいうと、外国人の方も多く受験するからか、問題にはフリガナがふってあります。日本語も学び、介護の問題も解く外国人の人も受かるので、そこまで難しい問題にはしていないという印象です。

私は、気持ちとしては満点を取りたい!と勉強しましが、おそらく、10問ぐらいは厳しいだろうと思っていました。

というのも、覚えているつもりでも、あれれ?という事もあれば、最新の情報をキャッチアップしていないので、最近の法改正だの、この人と著書は覚えておいて、みたいな問題は勘で行くしかないとわかっていたからです。そこは最初から捨ててました。

結果。やはり、15問ほど間違えました。

満点を取ろうという勉強法と、7割いけばいい、という勉強法は、かなり違うと思います。

ここでは、満点とは言わないけど、安心して合格ラインを確保するという勉強法をご紹介したいと思います。

基本的な考え方

出題は、大きくは3つに分かれます、

A)常識的に考えて、選択肢の中から答え導き出されるもの

B)日々「介護の仕事」をしていれば答えられる問題

C)知識を試される問題

の3つです。

A),B)は、あえて勉強しなくても「介護の仕事」をしている人であれば、わかりそうなもので、これがまさに5~6割を占め、ボーダーライン。

知識のC)を、合格のために自分はどのくらい覚えていそうか、ここをどのくらい覚えようか、というぐらいでいけるような難易度だな、という印象です。

(ただしここでいう「介護の仕事」は利用者様の入浴介助(衣服の着脱含む)やトイレ介助、食事介助、健康管理、家族との交流などを日常的に行っている「ガチ介護の仕事」ですね)

ステップ1 とにかく、昨年の過去問題を解いてみる。

過去問を解くには、問題集を買った方が楽ですが、資格試験を行っている「公益財団法人 社会福祉振興・試験センター」のホームページに過去問題が出ているので、まずは1年分解いてみてください。

今の自分が過去問を何割とけるのか、まずは己を知るために、採点してみてください。自分の実力を見極めることがまず第一に大切です。

過去問↓

http://www.sssc.or.jp/kaigo/past_exam/index.html

採点した結果、わからなかったジャンルがはっきりします。

また、12の分野と総合問題の合計13のジャンルのうち、1問もできないジャンルがあると、総合得点が達していても落ちてしまいます。

試験は以下のジャンルに分かれているので得点率で自分の弱いところを意識して勉強しましょう。

人間の尊厳と自立 人間関係とコミュニケーション 社会の理解

介護の基本 コミュニケーション技術 生活支援技術

介護過程 発達と老化の理解 認知症の理解 障害の理解

こころとからだのしくみ 医療的ケア 総合問題

ステップ2 辞書的な参考書を1冊買って苦手分野を覚える

覚え方はいろいろですが、私はいわゆる、参考書を購入し特に覚えにくく出題確率が高そうなところをノートにまとめました。普通のノートちょうど1冊分になりました(意外とお勉強好きなの)。

時間があるときに、これをみて暗記してました。

若い頃、試験前の暗記ってどうしてましたか?私は、とにかく「書いて覚える」派でした。書く=要約し、その自分の要約したノートをみて暗記ができる、という時間がかかるタイプでした。なので、今回も、書きました。はい。

参考書を読んで覚えられる人、音読すると覚えられる人、うらやましいです。

書いて覚えたノート

ステップ3 過去問をとにかく解きまくる

時間がない人で、7割解答で合格を目指す人はステップ1→ステップ3とステップ2を飛ばしても、ワンチャンいけるかもしれないです。

また、先に実務経験を得て、介護福祉士の試験直前に実務者研修を受けた方が記憶が新しく、法律や最近の動向なども得られるし、その方がきっと楽なんだろうな、と思いました。

実務者研修から、すでに4年経っていたので、あまり覚えておりませんでした。はい。

第34回介護福祉士国家試験合格者は、40~50代が一番多いとのこと。つまり、私と同じく、暗記など苦手なお年頃。

がんばりましょう!

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patapatakko
こんにちは、ぱたぱたっこです!45歳の時に先天性の変形性股関節症とわかり、51歳の時に両足人工股関節の手術をしました。手術後は手術前の痛みがうそのように、趣味のバレエも介護の仕事も、大きな問題なくできています!股関節の痛みに不安になる誰かのもとにこのブログが届きますように!