実は私Rh(-)なんです!
手術にあたり、万が一の輸血について、不安がありました。というのも私、Rh(-)B型なんです!
50歳以上の人なら、あの「赤い疑惑」の百恵ちゃん?!と思うでしょう。あの時の幸子はRh(-)AB型ともっと少ない血液型でしたけどね。
お産の時も、毎回、いざという時の血液の確保の確認が大変でした。特に長男の時はまだ今と違い、さらに実家の病院だったので、Rh(-)に登録してくださっている個人の方に、いざという時のお願いをし、さらに、私と適合するか事前に血液検査までしました。
また、これまたもう昔の話ですが、叔母が輸血で肝炎を患うことになりました。現代はそんなことはもちろんないとは思いますが希少な血液なだけに、今回も実は人工股関節の手術について病院で説明を受けるまでは、輸血についてとっても不安でした。
人工股関節の手術では「自己血輸血」でした
けれど、2回の人工股関節の手術にあたり、「自己血輸血をするんですよ」と説明を受けた時、「自己血輸血って何?」と最初は思いましたが、聞いて安心!そう、事前に自分の血液を貯血しておいて、手術中何かあればそれを使い、何もなければ術後に自分に戻すというすばらしい制度です!
しかし、さらにここで貧血という問題が!
私、基本的には何の病気もなく健康なんですが、体質的に問題があるとすれば、低血圧と貧血なんです。そう、なんと自己血輸血するための条件を満たしてなかったんです~!!
1回目の手術の時は、2015年2月の手術に向けて、2014年12月25日に入院に向けた健康診断をした結果、貧血でひっかかり、鉄剤を処方されております。そして、1月8日に無事に貧血の数値が「ぎりぎり、まあ、OK」で自己血貯血をしております。400ml。全血献血の量と同じですね。その時の日記です。
とあります。
2回目の記録を見ると、10月中旬の手術に向けて9月29日に自己血貯血をしてますね。
貧血のなかった2回目の日記を見ると、
たまたま診察の合間に手のあいた一番偉い先生が針を刺してくれました。世間話をしながらすっと。人生で、ここまで採血や点滴の針いれるのうまい人初めて!めちゃうまい!安心だわ~。そのあとしばらくゆっくり休んでから肺機能の検査しました。しかし、さすがに400ml抜いたのでふらふらですわ。
とありますね。その程度で済んだという事です。
改めて自己血輸血とは
手術をする時に万が一の出血に備えて、事前に採血して自分の血液を保存しておいて輸血することです。 他の人の血液を輸血する際の感染症の危険性は、叔母の時代に比べればもちろん、少なくなっているようですが、100% 安全かどうかはわかりません。そこで、事前に採血をして自分の血液を保存しておき輸血すれば、安全性の確保になるという事です。気持ちの上でも、いざという時に自分の血なら安心だ!という思いで手術に臨めます。
それでも、私のように貧血があって、それが手術のための自己採血の日までに解決しなければできないし、そもそも、注射が嫌い、特に採血のように血を抜くことが生理的に無理な人もいるでしょう。手術にあたっては、点滴だったり、採血だったり、自己血の採血だったりそれをもどす点滴だったり、整形外科の手術とはいえ、やはり精神的、肉体的な負担はいろいろなところであるなあと、と思います。
また、鉄剤を飲める人と飲めない人もいるでしょう。どんな薬にも副作用がありますからね(20年以上前ですが、出産の時に飲んだ際は、便が真っ黒になり便秘して大変でした)。今回は特に副作用は出ませんでした。私は内科的な疾患がないからよいですが、鉄剤を飲むことで副作用が心配される疾患のある人もいるでしょう。
手術にあたり、貧血がある人などは、早めに医師と相談したり、日常的な食生活で貧血改善に取り組むとよいでしょうね!
鉄剤のおかげでちょっとだけ数値も改善していて採血できました。血圧も100の60で(低いっちゃー低いが)。血を抜くのにかかった時間が30分くらい、止血に20分くらい、それから20分くらいじっとしてました。仕事に行こうと思ったら看護師さんんいだめでしょ!って言われてあきらめましたが、あきらめて懸命。区役所よって、レバニラ食べてソフトバンクよって14時半くらいに家帰って、テレビをぼーっとみてからちょっと寝て、ご飯食べて血を抜いたのが太い針だったから風呂だめで、採血おわってほっとしてビール飲んだらもうアウトで9時半に寝ました。すごい眠った。